代表取締役 永田 健太 自己紹介へ

頭金は入れたほうがいいのか?

公開日:2023/09/08(金) 更新日:2023/09/08(金) 家づくりのこと

資金計画の時に 

よく質問されることの一つが 

「頭金を入れた方がいいのかどうか?」 

ということです。 

  

もちろん、入れなかった頭金を 

そのまま銀行の口座の中に 

ずっと眠らせておくつもりなら、 

99.9999%入れた方がいいのですが、 

(住宅ローン金利1%に対して、 

普通預金金利が0.001%だからです) 

今回は、少し違った視点から 

この答えを考えていってみたいと思います。

 

では、総予算を3500万円として、 

500万円を頭金として入れる場合と 

全く入れない場合とで比較してみましょう。 

それぞれ35年返済、全期間固定型、金利1%で 

数字をはじき出していきますね。 

  

✔︎頭金を入れない場合 

  

この場合、 

毎月の返済額は98,799円となり、 

総支払額が41,495.820円となります。 

(98,799円×12ヶ月×35年) 

つまり、支払利息は 

6,495,820円だということですね。 

  

一方で、一切手をつけてない、 

頭金として準備していた500万円を、 

今後35年間、毎月コツコツと 

積み立て投資していくと仮定します。 

500万円÷35年÷12ヶ月=11,905円を、 

毎月積み立てていくというわけですね。   

  

そして、その運用利率が毎年約2%だとしたら、 

ざっくりと計算してみると、 

この500万円というお金は、 

35年後には約2倍の1000万円 

にまで増えることになります。 

  

では続いて、この比較対象として、 

頭金として500万円入れた場合、 

どうなるのかについて 

計算していきたいと思います。 

  

✔︎頭金を入れる場合 

  

この場合、 

借入額が3000万円となるので、 

海月の返済額は84,685円となり、 

3500万円借りた時よりも、 

毎月の返済額が14,114円少なくなります。 

  

そして、総返済額が35,567,804円となるので、 

支払利息が5,567,804円となり、 

3500万円借り入れする時よりも、 

928,016円少なくなります。 

  

では、毎月のフローとなる 

この14,114円を先程と同じように、 

今後35年間、毎月積み立てし、 

同じ利率(2%)で増えていったとしましょう。 

  

となると、 

14,114円×12ヶ月×35年=5,927,880円 

が約2倍に膨れ上がることになるので、 

ざっと35年間で600万円弱増えた 

ということになります。 

  

✔︎そんなこんなで結論 

  

こうやって数字で表してみると 

非常に分かりやすいのですが、 

頭金は入れないよりも 

入れた方がいいということが 

お分かりいただけたのではないかと思います。 

  

この例で言うなら、頭金を入れた方が 

利息を約90万円圧縮しつつ、 

積み立てによって約100万円 

余分にお金が増えているわけですからね。 

  

もちろん、この比較は選ぶ住宅ローンの種類や、 

積み立ての方法によって違ってくるので、 

一概には言えないんですけどね。 

  

とはいえ、 

単純に理屈で考えてみたところ、 

頭金は入れないよりは入れた方が 

よりお金を手元に残しやすくなる 

ということなので、 

もし、それに迷っているようならば、 

頭金は入れるようにしてもらえたら 

いいんじゃないかなと思います。 

  

ただし! 

頭金を入れるからといって、 

不用意に予算を上げてしまわないようにだけ 

注意していただければと思います。 

  

手元に残る貯金はなくなってしまうわ、 

毎月のフローもなくなってしまうわ、 

では増やす元手がなくなってしまうだけですからね。 

  

それでは、、、