代表取締役 永田 健太 自己紹介へ

単独名義と共有名義

公開日:2023/09/15(金) 更新日:2023/09/15(金) 家づくりのこと

家を建てるにあたって、 

名義は単独の方がいいのか? 

それとも夫婦共有にすべきなのか? 

で悩まれている方もいらっしゃると思います。 

  

個人的には、基本 

単独名義をオススメしているのですが、 

事情によっては共有名義に 

せざるを得ない場合があるのと、 

共有名義にした方がいい場合があるので、 

今回は、この2つの場合について 

お伝えしていきたいと思います。 

 

では、まずは 

共有名義にせざるを得ない場合 

からお伝えしていきますね。 

  

✔︎収入合算が必要な人 

  

仮に、あなたが家を建てるにあたって 

銀行から3000万円を借りたいとしても、 

あなたのご主人の年収が400万円以内では、 

基本、銀行から満額借りることが出来ません。 

  

銀行が貸してくれる限度額は、 

年収の5〜6倍程度だからです。 

(常識的に考えると、 

この範囲を超えてお金を借りるのは、 

ローン破綻の可能性を高めるだけです) 

  

それゆえ、この場合、 

奥さんが働いているとしたら、 

奥さんの収入も合算して 

ローンを申し込まざるを得なくなります。 

  

結果、奥さんも名義人になるというわけですね。 

(名義を入れなくていい場合もありますが、 

住宅ローン控除のコトも考えると 

名義人になった方がいいので詳しくは後ほど。) 

  

では、続いて 

共有にした方がいい場合について 

お伝えしていきますね。 

  

✔︎住宅ローン控除を最大に使い切る 

  

例えば、 

住宅ローン控除の対象となる金額が3500万円で、 

ご主人の年収が400万円、 

奥さんの年収が200万円だとしたら、 

ご主人の持分を3分の2、奥さんの持分を3分の1、 

にすると、住宅ローン控除の枠を 

いっぱいまで使い切ることが出来ます。 

  

では、ご主人の所得税を8万円、 

住民税を16万円、 

奥さんの所得税を4万円、 

住民税を8万円と仮定して、 

簡単に計算していってみましょう。 

  

1年目の年末の借入残高を 

3430万円とし、毎年70万円ずつ 

借入が減っていくと仮定すると、 

このご夫婦が受けられるローン控除額は、 

1年目:24.01万円 

2年目:23.52万円 

3年目:23.03万円 

4年目:22.54万円 

5年目:22.05万円 

6年目:21.56万円 

7年目:21.07万円 

8年目:20.58万円 

9年目:20.09万円 

10年目:19.6万円 

11年目:19.11万円 

12年目:18.62万円 

13年目:18.13万円 

 

となるのですが、 

仮にご主人の単独名義で借入をしてしまった場合、 

この恩恵を上限いっぱいに受けることが出来ません。 

  

今後13年間、 

ご主人の給料が変わらないとしたら、 

ご主人が受けられる控除のマックスは 

所得税8万円+住民税13.65万円を 

合わせた計21.65万円だからです。 

(住民税は控除の上限は13.65万円です) 

  

つまり、13年のうち、 

最初の5年間は控除枠を使い切れていない 

というわけですね。 

  

一方で、ご主人の名義を3分の2にし、 

奥さんの名義を3分の1入れてみると、 

1年目から上限いっぱいまで 

使えることになります。 

以下、1年目の計算式です。 

  

1年目の借入残高の0.7%=24.01万円 

(↓控除可能な所得税と住民税の合計額↓) 

ご主人:24.01万円×3分の2=約16万円 

奥さん:24.01万円×3分の1=約8万円 

  

(↓返してもらえるお金の上限↓) 

ご主人:8万円+13.65万円=21.65万円 

奥さん:3万円+6万円=9万円 

  

そんなこんなで、共有名義にし、 

持分比率さえ間違えなければ、 

住宅ローン控除の恩恵を最大まで 

引き出すことが出来るというわけですね。 

  

✔︎予算設定の基本 

  

この2つに該当する場合は、 

夫婦で住宅ローンを申し込むことになるのですが、 

忘れてはいけないのが、 

自分たちの収入とバランスが取れないような借入は 

絶対にしてはいけないということです。 

  

ここで、この話をすると長くなるので 

今回は割愛しますが、 

これからの暮らしのことを考えると、 

銀行から借りてもいい額は、 

年収をベースで考えるとしたら、 

ご主人の年収の6倍までに 

とどめておくべきだと思います。 

  

400万円としたら2400万円だし、 

500万円だとしたら3000万円だし、 

600万円だとしたら3600万円ですね。 

  

これを超えて借り入れするのは、 

これからの不確実で不安定な社会の中では、 

かなり危険だと思っています。 

  

なので、出来れば 

収入合算しなくていい範囲で、 

家づくりをしてもらえたらと思います。 

  

建築コストが上がってしまった現在、 

これは難しい話かもしれませんが、 

出来るだけこれを心がけながら 

資金計画してもらってくださいね。 

  

それでは、、、 

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