家を旨とする家づくり。日射遮蔽でつくる、涼しい住まいの考え方

公開日:2026/07/08(水) 更新日:2026/07/02(木) 家づくりのこと

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「家のつくりやうは、夏をむねとすべし。」

鎌倉時代の『徒然草』に書かれた有名な言葉です。

エアコンが当たり前になった現代でも、この考え方は家づくりの基本です。

特に御前崎市・掛川市周辺は、夏の日差しが強く、西日が厳しい日も少なくありません。

実際に家づくりの打ち合わせでも、

「新しい家なのに夏暑い家にはしたくない」
「冷房代をできるだけ抑えたい」

というご相談をいただくことが多くあります。

その答えになるのが、「日射遮蔽(にっしゃしゃへい)」という考え方です。


夏の暑さの多くは窓から入ってくる

家の中が暑くなる原因は屋根だけではありません。

実は夏の熱は、窓から室内へ入り込む割合が大きいといわれています。

そのため、

  • 断熱性能だけを高くする
  • エアコンの性能を上げる

だけでは十分とはいえません。

まずは太陽の熱を家に入れないことが重要です。

つまり、

「冷やす」より「入れない」

という考え方です。

また、室内カーテンだけではガラスを通過した熱を止められません。

外側で日差しを遮るほうが、室温の上昇を抑えやすくなります。


軒・庇・窓の配置で夏の快適さは変わる

パッシブデザインでは、太陽の高さが季節によって変わることを利用します。

深い軒・庇で夏の日差しだけをカット

夏は太陽が高くなります。

そこで南側の窓に適切な軒や庇を設けることで、

  • 夏の日差しは遮る
  • 冬の日差しは室内へ取り込む

という設計ができます。

エアコンに頼り過ぎず、一年を通して快適な室内環境を目指せます。


方角ごとに窓の役割を考える

打ち合わせでは、

「窓は大きい方が明るくなりますよね?」

というご質問をいただくことがあります。

しかし、方角によって考え方は変わります。

南側

冬の日差しを取り込みやすく、軒で夏の日射もコントロールしやすい場所です。

東・西側

朝日・西日は低い角度から差し込むため、軒だけでは防ぎにくいのが特徴です。

そのため、

  • 窓のサイズを調整する
  • アウターシェードを設置する

などの工夫が効果的です。

特に御前崎・掛川エリアでは、西日対策についてご相談いただくケースが多くあります。

北側

安定した自然光を取り入れられ、風の通り道としても活躍します。


風の通り道も設計する

夏は風を上手に取り込むことも重要です。

対角線上に窓を配置すると、室内に風が流れやすくなります。

朝や夕方の涼しい時間帯は、エアコンを使わなくても心地よく過ごせる日もあります。


日射遮蔽と住宅性能を組み合わせることが大切

日射遮蔽だけでは十分ではありません。

せっかく涼しくした室内も、住宅性能が低いと冷気が逃げやすくなります。

永太建工では、

  • 外付け日よけ
  • Low-E複層ガラス
  • 断熱等級6以上を目安とした断熱性能
  • C値1.0以下を目安とした気密性能

などを組み合わせ、夏も冬も快適な住まいをご提案しています。

さらにGX志向型住宅では、省エネ性能だけでなく、将来の光熱費も見据えた家づくりができます。


まとめ

夏を快適に過ごせる家は、高性能なエアコンだけではつくれません。

  • 軒や庇の長さ
  • 窓の大きさ
  • 窓を付ける方角
  • 風の通り道
  • 高い断熱・気密性能

これらを設計段階から考えることで、夏の暑さを抑えやすい住まいになります。

永太建工でも、「西日が気になる土地だけど大丈夫?」「軒はどのくらい出せば効果がある?」「GX志向型住宅にすると夏の快適さはどれくらい変わる?」といったご相談をよくいただきます。

土地条件や間取りによって最適な日射遮蔽の方法は変わります。

**「自分たちの土地ではどんな暑さ対策ができるのか知りたい」**という方は、一度お問い合わせください。

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