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悪い土地ほど良い家が建つ?

アドバイザー 永田 愛実 自己紹介へ
2021/07/05(月) シンプルノート

本日のテーマは「旗竿地」についてです。

 

土地取得コストを出来るだけ抑えるためには、

他のみんなと同じように土地選びをしたのでは、

100%不可能です。

 

つまり、そうしようと思えば、

みんなとは真逆の考え方

土地選びをした方がいいということなのですが、

今回もまた、その非常識な考え方について

お伝えしていきたいと思います。

 

 

 

悪い土地ほど良い家が建つ?

 

日当たりが良い土地ほど良い土地である

と思われているのと同様に、

形が良い土地ほど良い土地である

と誰もが思っているのではないでしょうか?

 

確かに、形が良い土地は、

間取りも考えやすそうだし、

土地も無駄なく有効に使えそうな気がします。

そこにイメージ通りの家が建っている姿も

想像しやすいことでしょう。

 

ですが、住みやすい家が建つかどうかは、

土地の形の良し悪しはそう関係ありません。

日当たりの良し悪しと同じように・・・

 

 

例えば、このお家が建っている土地は、

間口がわずか3.5mなのに対し、

奥行きが50m以上もある

奥に長細い超いびつな形をした土地です。

 

しかも、土地を見に行った時には、

鉄筋コンクリートのお店が

道路ギリギリまで建っていため、

土地の奥の方がどうなっているかは、

家の中を通り抜けてみないと

分からないという状況でした。

 

つまり、誰もが敬遠してしまうような

難しい土地だったわけなのですが、

実は、奥の方は余裕で家が建つだけじゃなく、

東や南からたっぷりと太陽が採り込めるし、

ちょうどいい感じに自然に囲まれた

環境豊かな土地だったんですよね。

 

もちろん、このお施主様は、

所有する車が1台だったため、

この狭い間口の土地でも大丈夫だったのですが、

このエリアで土地を買おうと思えば、

1000万円以上は覚悟しておかないと

いけないところだったので、

土地価格を抑えるためには、

形にこだわらないという選択を

せざるを得なかったというわけです。

 

結果、350万円という破格の値段で

購入することが出来たし、

その分家以外の別のことに

お金が使えるようになったというわけですね。

 

 

そして、そんな土地あったにも関わらず、

こんな明るく開放的な

リビングダイニングキッチンをつくり、

最高の住み心地で暮らすことが出来ています。

 

 

また、このお家が建つ土地も

旗竿(はたざお)と言われている

いびつな形をした変形地でした。

 

ですが、近隣の相場価格よりも

坪単価を4万円抑えて購入することが出来たため、

同じエリアの同じ大きさの土地よりも、

240万円も費用を抑えることが出来たんですよね。

 

 

そして、そんな土地であったにも関わらず、

こんな明るくて開放的な

リビングダイニングキッチンをつくり、

最高の住み心地で暮らすことが出来ています。

 

このように、土地の形が悪いから、

いい家が建たないわけではありません。

また、逆に土地の形が良いから、

いい家が建つわけでもありません。

 

結論から言うと、

どんな条件の悪い土地であっても、

あなたが望むいい家を建てることは、

可能であるということです。

 

その理由は、自由設計だからです。

設計は、その土地土地に合わせてするものだからです。

その土地のデメリットを解消することが

自由設計の真髄だからです。

 

常識や固定概念に縛られたまま

土地選びをしてしまうと、

間違いなく土地に予算を使い過ぎてしまいます。

 

ですから、「日当たり」「広さ」「形」

この3つにこだわり過ぎることなく、

あなたの予算の中で購入出来る最適な土地を

見つけていただければと思います。

 

それでは、、、

 

 

 

 

 

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