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蓄電池について

代表取締役 永田 勝健 自己紹介へ
2019/08/14(水) 家づくりのこと

 

こんにちは♪

さて今回は家づくりの基礎知識です。

テーマは「蓄電池」です。

 

日々の暮らしはもちろん、

家づくりの際には「省エネルギー」に配慮した

プランや設備・建材を選ぶことが大切です。

そして太陽光発電システムなどによって

エネルギーを生み出す「創エネルギー」や

エネルギーをためる「蓄エネルギー」も注目されています。

「蓄エネルギー」機器として挙げられるのが家庭用蓄電池です。

 


 

蓄電システムを用いるメリットは深夜の割安な電力を蓄え

電力供給ピーク時に使用することで

電力会社から購入する電力量を抑えることができることです。

蓄えた電力を電気料金の高い時間帯に使うことで

電気代節約にもつながります。

また、停電時には太陽光発電システムの自立運動によって

蓄電システムに充電、昼夜問わず電気を利用することも可能です。

 


 

デメリットとしては、

蓄電容量に限りがあり置くスペースが必要なこと

製品によって蓄電容量は異なり

蓄電容量が少ないものは使用できる範囲も狭まります。

緊急時に必要な機器が使用できる

容量のタイプを選ばなくては意味がありません。

また、リチウムイオン電池は

充放電回数の寿命を超えると、蓄電容量が減少し交換が必要になります。

製品やシステムによって屋外用と屋内用があり

寒冷地や重塩害地域などには難しいものもみられます。


 

また、従来に比べて家庭用蓄電システムの価格は低下傾向にありますが

まだまだ高価なアイテムであることには変わりありません。

 

蓄電池の容量やシステムの内容などによっても異なりますが

本体価格は大雑把にいうと、100万~300万円ほどでしょう。

 

設置には地方自治体によって

補助金制度を設けているところもありますが

補助金額や条件、募集期間は異なります。

 


 

プランニングは太陽光システムと同時に検討しましょう。

家庭用蓄電池を選ぶ際のポイントはまず、充電容量です。

設置する目的やライフスタイルに適したものを選ぶことが大切です。

合わせてどれぐらい長持ちするのか寿命を確認しましょう。

また、設置スペースの確保や

価格や保証、メンテナンスも重要なポイントです。

電力の買い取りや制度の変更などにも注意が必要です。

家庭用蓄電システムは身近な住宅設備機器になりつつありますが

太陽光発電システムなども含め

間取りプランや暮らし方などをトータルに検討し

じっくりとプランニングすることが大切です。

 

ではまた♪

 

 

 

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