代表取締役 永田 健太 自己紹介へ

一戸建ての修繕積立金

公開日:2023/08/23(水) 更新日:2023/08/23(水) 家づくりのこと|お金の事

分譲マンションを買った場合、 

住宅ローンの返済とは別に、 

共有スペースの維持管理費用として 

「管理費」が必要になるのと、 

やがて必要となる外壁の修繕や 

エレベーターの故障などに備えて 

「修繕積立金」が必要になります。 

(駐車場代も別にかかります) 

  

ゆえ、分譲マンションの購入時には、 

単純にマンションの価格だけを 

見ればいいわけではなく、 

これら別途費用のことも考慮した上で 

検討しなければいけません。 

  

一方で、一戸建てを買う場合は、 

そもそも管理費も必要なければ、 

駐車場代も必要ないし、 

修繕費用の積立も 

分譲マンションのように 

義務化されているわけではありません。 

  

ゆえ、ついつい修繕費用についての見立てが甘くなり、 

その分、家に予算を突っ込んでしまいがちなのですが、 

これでは間違いなく将来困ることになるので、 

建てる前にこれらの費用についてもある程度試算し、 

コツコツと積み立てていく必要があります。 

 

では今回は、 

それらにどれくらいかかるのかと、 

どれくらい積み立てしていった方がいいのか 

についてお伝えしていきたいと思います。 

   

✔︎60年住むことを前提として試算 

  

家を建てる年齢も、 

いつまで生きるのかも人によって違うので、 

取り急ぎ35歳で家を建て95歳まで生きる 

という前提のもとで考えていってみましょう! 

  

まず必要となるのが 

外壁や屋根などの外部塗装費用です。 

では、これが約15年に1回のペースで 

必要になるとして、 

毎回その費用に150万円かかるとしたら、 

生涯で3回ほどこの費用が必要となります。 

つまり150万円×3回=450万円ですね。 

  

また、30年〜35年後には、 

キッチン・お風呂・洗面・トイレなどの 

水周りもリニューアルすることになるでしょう。 

  

それゆえ、これらのリフォーム費用も 

計上しておかないといけないのですが、 

おそらく、このタイミングで 

床や壁などもリフォームすると思うので 

これらには360万円ぐらい予算を取っておきましょう。 

  

さらに、忘れてはいけないのが家電にかかるお金です。 

電化製品は基本10年ごとに故障すると言われているし、 

製品のクオリティもどんどん進化していくでしょうしね。 

  

なので、これらについても拾い出しておく必要があります。 

まずはエアコンですね。 

子供たちが2人居るとして考えてみましょう。 

  

この場合、リビングと部屋を合わせると 

合計4台のエアコンが必要ですが、 

リビングと寝室はずっと部屋を使い続けるので、 

5回買い換えが必要ですね。 

  

一方で子供たちは途中で家を出て行くので、 

おそらく1回しか買い替える必要がない 

可能性が高いのではないでしょうか。 

  

となると、今後エアコンにかかるトータル費用は、 

リビング用の価格を取付費も合わせて20万円、 

それ以外の費用を10万円ずつと考えると、 

20万円×5回+10万円×5回+10万円×2台×1回 

=170万円ということになります。 

  

では、続いては冷蔵庫と洗濯機です。 

これらは、思っているより高いし、 

間違いなくこれから先もずっと必要なモノなので、 

しっかりと予算に組み込んでおくべきですね。 

  

ということで、 

冷蔵庫が25万円で洗濯機が15万円だとして、 

(ドラム式 or 縦型+乾燥機の価格です) 

10年ごとに買い換えるとしたら、 

これらには合計で200万円ほど必要ですね。 

  

このほか、テレビやパソコン、 

レンジや掃除機、ジャーなどなど 

細々した家電製品もありますが、 

これらを合わせた分にも 

10年ごとに20万円ぐらいかかるとして、 

合計100万円の予算をみておきましょう。 

  

いわゆる、これら全てを合わせた金額が、 

生涯メンテナンス費用としてかかる 

というわけですね。 

足してみると1280万円です。 

  

では、これらのお金は 

今後60年の間で必要となるお金ですが、 

出来れば働けるうちに 

このお金を貯めておきたいですよね。 

  

歳をとり収入が減ったり、 

あるいは、なくなった状態で、 

大きなお金がまとまって出て行くのは、 

精神的にもかなりキツイですからね。 

  

となると、かなり高い確率で 

健康で働くことが出来るであろう 

これから30年の間で、 

これらのお金を貯めていかなければいけません。 

  

つまり、1280万円÷30年=42.6666666万円 

月に換算すると約3.5万円ずつは修繕費用として、 

お金を置いていった方がいいということですね。 

  

ねっ?思っているより、 

だいぶ多くお金がかかるでしょ? 

  

そんなこんなで、 

この積立資金のことも考えた上で、 

毎月の返済金額を決めるべきだ 

というわけですね。 

  

✔︎間取りづくりの重要性 

  

そして最後に、 

もう1つ大切な考え方について 

お話したいと思います。 

  

それは、将来増築しなければ 

いけないような間取りづくりを 

絶対にしてはいけないということです。 

  

将来、水回りも含めたリフォームの時、 

増築までしなくてはいけないとなると、 

さらに300万円〜500万円ほど 

余分な出費が必要となるからです。 

  

つまり、さらに毎月1万円以上の 

お金を積み立てしていかないといけないか、 

あるいは、大切な老後資金から 

そのお金を捻出しなければいけなくなる 

というわけです。 

  

ということで、 

間取りもお金も将来のことまで見据えた上で 

計画していただけたらと思います。 

  

それでは、、、

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