代表取締役 永田 健太 自己紹介へ

変動・固定の向き不向き

公開日:2023/10/04(水) 更新日:2023/10/04(水) 家づくりのこと

変動金利と固定金利ではどっちが得なのか 

というご質問を受けることがあるのですが、 

正直な話、その結果は終わってみるまで分かりません。 

  

しかし、住宅ローンを選ぶにあたり 

自分にとっての向き不向きは知っておいた方がいいと思うので、 

今回はそれに関して個人的な見解を述べていきたいと思います。 

  

では、まずは変動金利を選んでもいい方から 

お伝えしていきたいと思います。 

ちなみに「でもいい方」という言い方で 

分かった方もいらっしゃるかもしれませんが、 

僕自身は基本的に固定金利を選んだほうがいいと思っています。 

理由は、説明の途中にお話ししたいと思うので、 

そのまま読み進めてください。 

  

✔︎土地があり、かつ自己資金が多い方 

  

ズバリ僕自身が変動金利を選んでもいいと思っている方は、 

これに該当する方のみです。 

つまり、実家に土地があるか、 

あるいは土地を親が買ってくれるため、 

自らのお金で土地を買う必要がない人であり、 

かつ、たくさん貯金があり親からも援助がもらえる方です。 

  

理由は簡単で、 

借入が少なくなれば返済期間を短くすることが出来、 

後々金利が上がったとしても 

返済負担が急激に上がらないからです。 

  

具体的にはこんな感じです。 

土地代0円、建築代2500万円、 

外構工事費100万円、諸経費200万円、合計2800万円、 

貯金500万円、親からの援助500万円、借入1800万円、 

という感じですね。 

  

この場合、返済を20年で設定しても 

月々の返済は79,609円となるため、 

今の家賃と同水準ぐらいという方も多いのではないでしょうか? 

(10年固定の0.6%として試算) 

  

また、10年固定の住宅ローンは 

10年後確実に金利が上がるのですが、 

仮にそうなったとしても返済負担はさして上がりません。 

10年後には元本が半分ぐらいまで減っているからです。 

  

そんなわけで、土地がありかつ自己資金が多い方は 

変動金利を選んでもいいと思っている次第であります。 

  

✔︎返済期間は短い方がいいのか? 

  

とはいえ、僕自身はこのような方でも 

20年返済ではなく35年返済にすることを推奨しています。 

理由は、35年返済にすると返済金額が47,525円となり、 

浮いた32,084円を貯金や積立投資に回すことが出来るからです。 

  

また、住宅ローンには団体信用生命保険という 

掛け捨ての定期保険がかかっているため、 

わざわざ早く返済してその保証を外すこともないというのも 

返済を短くする必要がないと思っている理由です。 

おそらく私たちは70歳や75歳まで働くのが普通になるでしょうしね。 

  

さらに、家を建てると 

住宅ローン控除によって払った所得税や住民税を 

国から当初の13年間返してもらえる制度があるのですが、 

借入残額が多いほどより多くのお金を返してもらえるので、 

この観点からも返済を短くする必要はないとも言えます。 

  

以上のような理由から、 

僕自身は返済期間も短くする必要はないと思っているのですが、 

投資に抵抗があるとか、ローンがある状態が嫌だ 

という方もあると思うので、 

あくまで自由に選んでいただけたらと思います。 

  

✔︎土地を買い、自己資金が少ない方 

  

では、続いて固定金利を選んだ方がいい方ですが、 

こちらに関しては先程の真逆の方です。 

つまり、土地も自分で買わないといけない、 

かつ、親からの援助もなく(少なく)、 

貯金もない(少ない)という方ですね。 

この場合、どうしても借入金額が大きくなってしまいますからね。 

  

少なくても3000万円、多いと4000万円オーバー 

という方も決して少なくないのではないでしょうか。  

ゆえ、固定一択の方には借入金額が少しでも減るように 

家づくりをしていただきたいと考えています。 

  

3500万円を1.2%の金利で借りた場合、 

102,096円も毎月返済しなければいけないし、 

4000万円ともなると116,681円も 

毎月返済しなければいけませんからね。 

 

ゆえ、後者の方には家づくりの予算を 

少しでも抑える努力をすることを推奨しているのですが、 

その具体的なやり方については 

次回の太陽光発電の話の後に 

数回にわたってしていきたいと思っているので、 

ぜひ次回以降もご覧いただければと思います。 

  

それでは、、、 

 

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