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エアコン計画

代表取締役 永田 勝健 自己紹介へ
2018/08/30(木) 家づくりのこと

 

 

夏は湿度も高くなり、

室内を快適に保つのも一苦労ですね。

 

日本には春夏秋冬と季節の移り変わりがあるため、

冷房・暖房・除湿・加湿と、

快適な空気環境に整えるのはとても大変です。

 

 

 

 

そんな私たちの生活の中では、エアコンは

欠かせないものとなっています。

 

しかし、年中使用するエアコンは、

どうしても環境に大きな負荷をかけることとなります。

 

また光熱費もかかり家計への負担も大きいものです。

 

 

そこで今回は、できるだけ効率よく、

しかも快適な空調ができるポイントを

お伝えします。

 

 

 

 

 

◆空調設備は大きく2タイプ

 

まず、空調計画を考える際に

「どのような計画が可能か?」を

把握しておきたいと思います。

 

空調の計画には、大きく以下の2タイプがあります。

 

 

  • 個別冷暖房タイプ

 

個々の部屋ごとに空調設備を設置していく、

一般的なタイプといえます。

 

室外機と室内機で構成され、

その間がパイプでつながれています。

 

代表的なものとしては

「壁掛け式のエアコン」がこれに該当します。

 

この他に、

天井や壁に埋め込むビルトイン型や、

床に置くタイプもあります。

 

このタイプは、

個々の部屋に応じて必要な機能を持った機器を

選定できます。

 

ビルトイン以外は取り替えなども

比較的容易にできます。

 

しかし、個々に室外機が必要なため、

家の周りに台数分の室外機置き場が必要となり、

外観を重視する方は気になるかもしれません。

 

室外機の設置スペースがない場合は、

ひとつの室外機で複数の部屋を空調する

「マルチタイプ」や、

 

室外機と室内機が一体化していて窓に付ける

「ウインドタイプ」もあるので、

状況に応じて選ぶことが可能です。

 

 

○セントラル冷暖房タイプ

 

基本構成は1台の室外機と室内機で集中して

空気調整を行い、

その空気をダクトで各部屋に送るタイプです。

 

家中が一定の温度に維持されるので、

空気環境としてはとても快適といえます。

 

最近の高気密・高断熱住宅では

24時間換気と空調を連動させた

『空調一体換気システム』などもあります。

 

室外機・室内機が1台のため、

メンテナンスは楽になりますが、

個別冷暖房タイプに比べると初期費用が高くなります。

 

また、新築時に計画が必須となるため、

戸建の注文住宅でないと検討できないと思います。

 

 

 

 

 

 

  • どちらのタイプにるのか

 

セントラルタイプにする場合は、

設備設計をきちんとしてもらうので

大きな心配はないと思います。

 

個別タイプにする場合も

「完成してからでいいから」とか

「引っ越した後でいいから」と

後回しにするのはおススメしません。

 

しっかり計画を練って、

効率の良い空調計画にしていきましょう。

 

 

◆空調機器は設置場所がポイント

 

効率よく快適な空調計画にするためのポイントとして

『空調機器(エアコン)の設置場所』があげられます。

 

 

 

室内機の設置場所によっては、

効率が悪かったり不快に感じることがあったりします。

 

そのポイントについてお伝えします。

 

 

  • 室内機の注意点

 

空気の吹き出しを考慮して、

できるだけ効率が良く快適な位置を見極めましょう。

 

 

1)部屋の短辺につける

 

エアコンは、室内機からでる冷風・温風により、

室内の空気温度が調整されます。

 

できるだけエアコンの風が、

部屋の隅々まで行き渡るようにすることが

効率アップとなります。

 

長方形の部屋の場合は、

長辺ではなく短辺に室内機を取り付け、

長い方へ向けて空気が吹き出すようにしましょう。

 

正方形に近い場合は部屋の中心につけ、

風を両側にスウィングさせるのも効果的です。

 

 

2)窓のそばから冷やす・温める

 

熱さ・寒さは窓から浸入します。

 

したがって、窓の近くの空気から

冷やす・温めるようにすれば

効率よく空調ができます。

 

できるだけ窓に

エアコンの風があたる位置を選んで設置しましょう。

 

 

3)風(冷風・温風共)を人に直接あてない

 

ソファやベッドの頭上など、

人に直接風が当たると、

一見効率が良いようにも感じますが、

長時間風があたるとやはり不快なものです。

 

また、体調悪化・健康障害の原因になりますので、

特に寝室などは気をつけましょう。

 

 

 

◆室外機の注意点

 

室外機の設置場所によっても、

空調の効率に差がでます。

 

 

1)日陰に置く

 

夏場、室外機は直射日光や地面からの照り返しに

さらされると、冷却機能が低下します。

 

室外機は日陰に設置するか、

日陰で無い場合は、

すだれや日除けなどて陰をつくると有効です。

 

 

2)風通しの良い場所に置く

 

三方を壁に囲まれた場所や塀と壁の隙間など、

狭い場所に設置すると、

室外機がいったん排気した熱風を、

また吸い込んでしまい効率が落ちることがあります。

 

できるだけ風通しを良くし、

室外機の排気がきちんと流れるようにしましょう。

 

 

以上のポイントを踏まえて、

設置場所の計画を立てられると良いです。

 

そして、まだまだ効率を良くするポイントはあります。

 

 

◆選ぶポイントは省エネ度&適切な容量

 

機種選びの段階でも、

注意しなくてはいけないポイントは数々あります。

 

それにより、快適・効率は大きく変わってきます。

 

省エネ度や適切な容量を選ぶための

チェック項目をご紹介します。

 

 

  • 省エネ度チェック

 

まずは、やはり省エネです。

 

エアコンの消費電力は大きいので、

少しでも省エネタイプのものを選びたいものです。

 

省エネについては指針となる数値がありますので、

これらの数値を参考すると良いでしょう。

 

1)エネルギー消費効率

 

エアコンを購入する際に、

そのエアコンの能力が高いか低いかを知る

目安となる【APF】という評価基準を参考にしましょう。

 

APFは、

エアコンの能力(※2.8kW/3.6kW/4.0kWなど)別に

決めらている

『1年間、冷房・暖房するのに必要となる

能力の総合計(kWh)』と

『その機種が1年間で実際に消費する

電力量(kWh)の総合計』の比で表します。

 

この数字が大きいほど、

効率が良く省エネタイプのエアコンといえます。

 

 

2)省エネ基準達成率

 

省エネ法で定められている基準値(目標値)に

対する達成率を「%」で表しています。

 

数値が大きいほど省エネの機種といえます。

 

エアコンには、省エネ性能の情報を、

統一したマークでカタログなどに表示してあります。

 

このラベルには、上記のエネルギー消費効率と、

省エネ基準達成率が掲載されていますので、

チェックするようにしましょう。

 

 

  • エアコン容量を決めるチェック項目

 

エアコンの容量を決定する際の

項目をピックアップします。

 

  • 部屋の広さ

 

  • 建物のタイプ(戸建or集合)

 

  • 部屋の向き(東・西・南・北)

 

  • 窓の大きさ

 

  • 上階の様子(屋根or部屋)

 

  • 建物の断熱度(高断熱・中断熱・低断熱)

 

などがあげられます。

 

これらの状況を踏まえて、

部屋の環境に適したものを選ぶことがベストです。

 

あまり使わない部屋だからと

小さめのものを選んだりすると、

結果的に全然空調が効かないことになりかねません。

 

質問にチェックしていくだけで、

適した容量のエアコンを計算してくれる

インターネットサイトもありますので、

参考にしてみてください。

 

 

◆まとめ

 

いかがでしたか?

 

いくつかのポイントを注意していくことで、

効率よく快適な空調計画が実現でき、

その結果、環境に対する負荷も変わってくるものです。

 

新築の方も、エアコンだけを買う方も、

できる範囲で環境に良いものを

選んでいければいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

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