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カーテンの選び方

代表取締役 永田 勝健 自己紹介へ
2018/09/27(木) 家づくりのこと

インテリアのイメージを左右するカーテン。 

 

検討する際には、 

色や柄、スタイルなどに配慮することは基本です。 

 

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床や壁、家具などとのコーディネートを 

意識して選ぶことも大切でしょう。 

 

しかし、設置する空間や目的によっては、 

適した機能を持つ素材を取り入れることも 

必要になります。 

 

 

各メーカーからは、 

さまざまな機能を持たせた商品が揃っているので、 

どのような特徴があるのか、 

知っておくことが大切です。 

  

 

◆快適性を高め、お手入れのしやすい機能 

 

通常、カーテンには、 

プライバシーを守るための目隠し、 

光を調節もしくは遮る日除け、 

寒い時期の保温などの役割があります。 

 

最近では、より快適性やお手入れのしやすさなどを 

高めた機能を付加したタイプも増えてきています。 

 

馴染みのある機能としては、 

洗うことのできる機能(ウォッシャブル)や 

光を遮る機能(遮光)などでしょう。 

 

このほかにも、 

さまざまな機能を持つカーテンが 

各メーカーから商品化されており、 

何らかの機能を持つカーテンは、 

「機能(性)カーテン」と 

呼ばれることもあるようです。 

 

 

◆機能はマークで表示。カタログやサンプルで確認を 

 

商品それぞれの機能については、 

マークで表示されることが多く、 

日本インテリアファブリックス協会の統一マークのほか 

メーカー独自の呼称やマークが用いられ、 

カタログや見本帳、吊りサンプルなどにも 

記載されています。 

 

 

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選ぶ際には、個々の商品の具体的な機能や特徴を 

確認することが大切でしょう。 

  

 

◆遮光や遮熱など室内空間を快適にする機能 

 

*遮光  光りを遮り、漏らさない

 

 

 

外部からの光りを遮り、 

部屋の中の光りを漏らさない機能のことです。 

 

特殊な繊維を織り込んだり、 

裏面にラミネート加工して生地そのものに 

機能を持たせたものがみられ、 

寝室やシアタールームなどに適しているものです。 

 

 

 

日本インテリアファブリックス協会の統一マークで示され 

遮光性能の高い順に1級~3級の3段階に分類します。 

 

1級は99.99%以上の遮光性を持ち、 

2級でも99.99%~99.80%、 

3級で99.4%以上の遮光性があります。 

 

一般家庭であれば、 

3級程度でも十分といわれていますが、 

使用する部屋やライフスタイルなどに合わせて 

選択しましょう。 

 

縫製や設置方法などにより 

遮光性能は変わるため注意が必要です。 

 

 *UVカット  床材や家具などの変色、焼けを防ぐ

 

特殊な繊維や織りなどによって、 

紫外線を遮蔽する機能のことです。 

 

フローリングや家具などの変色、畳の焼けなどを 

防ぐことができます。 

 

レースに付加されることの多い機能で、 

カット率の高さによってランクのある場合もあります。 

 

日射しの強い部屋、 

デリケートな内装や家具のある部屋などで 

用いるといいでしょう。 

 

 

 

 

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 *遮熱  熱が窓から入りにくく、

 室内の温度上昇を抑える 

 

太陽熱を妨げる機能は、 

夏場の暑さ対策として適しています。 

 

レースに付加されることの多い機能です。 

 

特殊な糸やコーティング加工によって、 

熱が窓から入りにくくする、 

入る熱を軽減する効果を持つため、 

室内の温度上昇をおさえて冷房効果が高まり、 

消費電力の低減が可能になります。 

 

日本インテリアファブリックス協会の 

統一マークで示されます。 

 

 *保温  熱伝導率を抑え、熱を逃しにくい

 

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熱を逃しにくい空気層を多く含む生地を用いるなどして、 

熱伝導率を小さくしたものです。 

北側の部屋など、冬場の寒さ対策に用いると 

いいでしょう。 

 

 

 *遮音  ある程度の遮音効果を持つ

 

生地もしくは裏面に、特殊加工を施したり、 

樹脂コーティングすることで、 

遮音効果を高めたものです。 

 

部屋の中の音がもれにくく、 

外部の騒音が聞こえにくくなります。 

 

一般的なカーテンよりは防音性は高まりますが、 

あくまでも補助的なアイテムとして 

利用することになります。 

 

 *視線を遮る

 

光りを反射させ視線を遮る、ミラーレース 

  

レースの裏側を特殊な織りによって鏡面のようにし、 

光りを反射させることで視線を遮るものです。 

 

「ミラーレース(カーテン)」と 

呼ばれるものが多くみられます。 

 

通常のレースに比べて、 

外から部屋の中がほとんど見えないのがメリットです。 

 

 

 

また、太陽光を通常のレースよりもカットするので、 

部屋の日焼けや色褪せを抑える効果も期待でき、 

遮熱効果も期待できます。 

 

レース以外でも、糸の形状の乱反射などによって、 

戸外からの視線を防ぐ薄手のタイプの商品もあり、 

メーカーによっては、日中、屋外から室内が 

どの程度の見えるかどうかによって 

ランク分けされている商品もあります。 

 

 *消臭  気になる臭いを分解・中和する

 

生地に織り込まれた薬剤によって、 

タバコやペットの臭いなどを消す(分解・中和させる) 

効果のあるものです。 

 

商品によっては、ホルムアルデヒドなどの  

VOC(揮発性有機化合物)を分解し、 

消臭するタイプもあります。 

 

ニオイのこもりやすい部屋、 

お客様もお招きするリビングなどに 

適しているでしょう。 

  

 

◆防汚や制電など美しさが長持ちする機能 

 *ウォッシャブル  家庭で洗濯することが可能

  

 

 

伸縮性の低い素材や型崩れしにくい織りによって、 

色落ちや色あせ、縮みを心配せずに、 

家庭用洗濯機において丸洗いができるというものです。 

 

 

日本インテリアファブリックス協会の統一マークで 

示されます。 

 

商品的には、縮みにくく、 

渇きの早いポリエステルを採用したものが 

多いようです。 

 

商品ごと、指示されている(タグに記載されている) 

ように洗うことが基本です。 

 

乾燥機や脱水、干し方など注意が必要です。 

 

 *防汚  汚れがつきにくい加工が施されたもの

 

生地に汚れがつきにくい加工を施したものです。 

 

生地に樹脂を含ませて加工したり、 

織り方に工夫を施すなどして、 

汚れにくくなっています。 

 

ダイニングやキッチンなどの 

カーテンに向いているでしょう。 

 

 *形状記憶(安定)  

 ドレープの美しさを保つことができる 

 

主にドレープカーテンの形状を保つことができる 

機能で、シワやかたくずれを防ぐものです。 

 

リビングや寝室など、 

たっぷりとしたドレープを用いるカーテンに 

欲しい機能でしょう。 

 

 *超(高)耐光  日焼けや黄ばみ、色褪せを防ぐ

 

特殊な加工等を施して、 

日差しによる生地の日焼けや黄ばみ、色褪せを 

防ぐものです。 

 

南や西側の日差しの強い窓に向いています。 

 

 *制電  

 ゴミや埃がつきにくいように静電気を抑える 

 

制電性の糸を用いることで、 

ゴミや埃がつき汚れの原因となる静電気を 

抑える効果を持たせたものです。 

 

ぱちぱちとした不快感をやわらげることもあります。 

 

日本インテリアファブリックス協会の 

統一マークで示されます。 

 

 *はっ水  水をはじく機能をもつ

 

水をはじくように、 

生地の表面にフッ素加工を施してあるものです。 

 

シャワーカーテンなどに用いられます。 

 

日本インテリアファブリックス協会の 

統一マークで示されます。 

 

 

 

 

  

◆防炎や抗菌など安心や安全に配慮した機能 

 *防炎  万一火が付いても炎が広がるのを防ぐ

 

防炎、防火対策対象建築物、学校・官公庁・ホテルなどに 

義務づけられているものです。 

 

難燃性繊維を使ったり加工によって、 

万一火が付いても炎が広がるのを防ぐ機能のことで、 

不燃性を示すものではありません。 

 

日本インテリアファブリックス協会の 

統一マークで示されます。 

 

高層マンションでは、 

消防法により防炎物品にしなければなりませんし、 

一般の家庭でも、キッチンや子供部屋、 

高齢の方の居室などに設置するケースもみられます。 

 

 抗菌・防臭  細菌を分解する

 

生地に加工を施し、 

菌の繁殖を抑制する機能を持ったものです。 

 

主に医療施設で用いられています。 

 

 *花粉対策  花粉などの侵入を防ぐ

 

表面に吸着性を高める加工を施して、 

花粉やほこりを部屋の中への侵入を防ぐものです。 

 

レースに付加されることの多い機能です。 

  

 

◆省エネは建物の断熱性や窓サッシの性能も含め検討 

 

カーテンの機能面で、 

最近、注目されるポイントのひとつは 

省エネルギーです。 

 

たとえば、冬場であれば、 

窓からの冷気が入り込むのを防ぎ、 

熱を逃がしにくい厚手で目の詰まった織りの 

タイプの方が効果も高まります。 

 

夏場であれば、 

遮熱タイプを選ぶことで冷房効果が高まるでしょう。 

 

もちろん、カーテンだけでなく、 

住まいの断熱性、窓サッシなどの性能が 

高くなければ効果が得られないことは 

言うまでもありませんが、 

カーテン選びの際にも 

無駄なエネルギーを用いない住まい、 

暮らし方を意識したいものです。 

  

 

◆ショールームやショップでデザインと合わせて確認 

 

カーテンの細かい性能は 

メーカーや商品ごとにさまざまです。 

 

いくつかの機能を合わせ持つカーテンもみられます。 

 

 

 

具体的な機能はショールームや 

ショップなどで確認し、 

設置場所や目的を明確にして、 

デザイン面と機能面、それぞれの特徴を 

理解した上で選ぶことが大切でしょう。 

 

 

 

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