代表取締役 永田 健太 自己紹介へ

家と土地と固定概念と

公開日:2023/05/12(金) 更新日:2023/05/12(金) 家づくりのこと|暮らしのこと

家はたとえ同じ面積でも 

形によって価格が異なります。 

また、縦横のバランスによっても価格が異なります。 

  

例えば、工事面積が120㎡の平屋を建てる場合でも、 

縦12m×横10mの家と 

縦15m×横8mの家と 

縦20m×横6mの家とでは、 

壁の施工面積が異なることから、 

建築コストも違ってきます。 

  

縦12mの場合、外周の長さは44mですが、 

縦が15mになると外周の長さは46mになり、 

縦が20mになると外周の長さは52mになるからです。 

  

つまり、縦横の比率が崩れるほど 

家のコストは高くなるというわけですね。 

ゆえ、建築コストを抑えるためには、 

縦横の比率を限りなく同じに出来る 

土地を選べばいいのですが、 

では、仮にあなたが建てたい家が、 

12m×10mの平屋だとしたら、 

一体どんな土地を選べばいいのでしょうか? 

  

✔︎必要な土地の広さの求め方 

  

この場合、 

間口が10mの家を建てるとしたら、 

車置き場に奥行き約5.5m、 

それ以外の建物の周囲に 

それぞれ通路として1m確保したとして、 

間口12m(通路1m+家10m+通路1m) 

奥行き18.5m(通路1m+家12m+車5.5m) 

が必要となります。 

  

つまり12m×18.5m=222㎡ 

(約67坪)の土地が必要だということですね。 

  

また、建物の間口を12mにした場合、 

土地の間口が14mで奥行きが16.5mとなり、 

231㎡(約70坪)の土地が必要だということになります。 

  

なので、あなたが120㎡の平屋を 

建てたいとお考えだとしたら、 

67〜70坪あたりの広さで土地を探せば、 

なんの問題もなく建てられるということになります。 

  

✔︎土地の向きはどの方向がいいのか? 

  

では、土地の向きは一体どれがいいのでしょうか? 

南向きがいいのか? 

あるいはそれ以外でもいいのか?という話です。 

  

先程、土地の面積を試算した時に、 

車を置くところ以外の方向は全て 

ほぼ敷地いっぱいに配置しました。 

  

となると、車を置く方向が南であれば、 

問題なく家の中に光を採り込めそうですが、 

それ以外の方向の場合、 

隣接して家が建っているとしたら、 

家が暗くなってしまいそうな気がしますよね? 

  

それゆえ、みんな安定した日当たりを求めて 

南向きの土地を選ぼうとします。 

  

ですが、南向きの土地で、 

南面に採光のための大きな窓をつけてしまったら、 

一体どうなるでしょうか? 

  

家の中が丸見えになってしまうので、 

確実にカーテンが開けられない家になってしまいます。 

結果、家の中は場所によって明るさにムラが出来るし、 

南向きであるにもかかわらず、 

朝から照明なしでは過ごせなくなってしまいます。 

  

でも、南以外の方向を選んだ場合、 

そもそも南の窓から光を採り込めなさそうなので、 

そうなるよりはマシだと感じる方も少なくないと思います。 

  

✔︎採光のカギは南の建物との距離 

 

南向きの土地以外で 

先程お伝えした平屋を建てる場合、 

リビングを南に配置してしまうと、 

確実に家の中に光が入ってこなくなります。 

 

ゆえ、この考え方で平屋を建てる場合、 

リビングにたっぷりと光を入れるためには、 

近隣の建物から十分離れたところに 

リビングを配置するという手段を取ります。 

中庭を設けながら。 

 

この手段を取ることが出来れば、 

土地の日当たりにこだわる必要がなくなり、 

土地選びの自由度が格段に増します。 

 

かつ、土地価格をグンと抑えることが出来ます。 

日当たりが悪そうな土地は 

そもそも価格が安めに設定されているし、 

価格交渉もしやすくなるからです。 

 

なので、こういった家の建て方があることも 

ぜひ知っておいてもらえたらと思います。 

これが、土地と建物と外構にかかるコストを 

最大限に抑えながら 

平屋を建てる最良の手段ではないでしょうか。 

 

それでは、、、 

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